御社のビジネス内容を簡単にご紹介ください。

松本弊社は、婚礼の貸衣裳が専門です。結婚式を挙げる新郎新婦様にはウェディングドレスやタキシード、お父様やお母様には留袖やモーニングを貸し出しております。また、当日のヘアメイク、美容着付けのサービスも提供しております。全国の結婚式場と提携し、ホテルメトロポリタンの中に衣裳室もございます。

職場としての魅力も教えてください。

武藤お客様にとって一生に一度の機会に立ち会えることは大きな遣り甲斐です。弊社の社員はとても人柄がよく、お客様のためはもちろん、社員同士横の繋がりも大切にしながら働いております。

採用に携わっているのは松本様と武藤様のお二人だけでしょうか。

松本採用を担当しているのは3人です。ただし、採用プロセスには、現場の店長やスタイリストも携わります。一緒に働く仲間を現場目線でも確認してもらうためです。

2021年にBiographへお問い合わせ頂いた時は、どのような課題を抱えていましたか。

武藤以前は100名ほどの学生を集めて就職説明会を開催し、続けて対面形式での面接を行うという流れで採用活動を行っていました。ところが、2021年1月頃には新型コロナウイルス感染症が蔓延し、面接などの採用活動ができにくい状況でした。そこで、採用活動にオンラインを活用できないか検討し始めました。

BioGraphを導入する前はどのような採用プロセスで何名を採用していましたか。

武藤就職説明会に参加された100名の中から1次面接に進む方が70名ほどです。その後、2次面接、3次面接と進み、最終的には10名ほどを採用しておりました。

どのようにBioGraphを知りましたか。

武藤まずはインターネットで検索しまして、他者がまとめたWeb面談ツール比較の記事を読みました。その記事の中で紹介されていたサービスの一つがBioGraphでした。特に録画選考機能については非常に興味を持ちました。

どうして録画選考機能に興味を持たれましたか。

松本弊社はコミュニケーション能力を重視しております。にもかかわらず、従来は履歴書による書類選考の段階で30名もの方の採用を見送らせていただいていました。しかしもしかしたら接客業に向いているコミュニケーション能力の高い人を書類選考で落としてしまっているかもしれない、そんな疑問を以前から持っていました。そういう視点から録画選考はぜひ使ってみたい機能でした。

武藤コロナ禍では人と話をする時にマスク着用が義務付けられていました。録画選考機能を活用すれば、マスクをしていない応募者の表情を見ることができます。先行きがどうなるのか分からない状況ではとても便利な機能だと思いました。

何社のサービスを比較検討しましたか。比較したポイントも教えてください。

松本3社に資料請求して比較しました。Web面談ツールと録画選考機能の両方がシームレスに連携しているサービスはBioGraphだけでした。業務効率を考えると、録画選考機能で選んだ人のデータをWeb面談ツールへ連携できる仕組みは、弊社にとって必須でした。

録画選考機能の他にBioGraphに決めた理由があれば教えてください。

武藤価格です。BioGraphのよかった点は、新卒採用の期間だけ契約できる短期プランがあったことです。他社は1年契約プランだけでしたので、年間のランニングコストを比較するとBioGraphの方が半額ほどになりました。

松本BioGraphの担当者が弊社の状況をしっかりヒアリングしてくださり、短期プランを提案してくださいました。お客様の事をしっかり考えてくれる会社だと思い、高く評価したことを覚えています。

採用プロセスの中でBioGraphをどのように活用していますか。

武藤就職説明会に参加した方々に録画選考をお願いしています。すると、約100名が録画選考機能を使って自撮りした動画を送ってくれます。私どもはその動画を確認して、約90名にWeb面談へ進んでいただきます。そこで更にコミュニケーション能力や志望動機などを確認して、約70名に1次面接へ進んでいただきます。

ちなみに、コロナ禍でしたけど1次面接は対面で行いました。やはり接客業は対面が基本です。会わなければ分からないこともありますので対面スタイルは残しました。

BioGraphを導入した成果をどのように評価していますか。

松本録画選考機能とWeb面談ツールによって1次面接へ進む前に応募者全員のコミュニケーション能力を可視化できるようになりました。Web面談によって直接会える人数は30％ほど増えました。以前は書類選考で30名を見送らせていただいていたことを考えると、BioGraphを導入したことで、より正確な採用活動が行えていると実感しております。

武藤録画選考の動画を確認して「この応募者はすごくいい」と感じたら、スカウトメールで積極的にアプローチを掛けています。いい人がWeb面談、一次面接へ進んでいただけるよう工夫することにも役立っています。

録画選考の動画では、応募者のどのようなポイントを見ていますか。

松本人柄です。話し方が上手だったり、笑顔が素敵だったりする人は、その後のWeb面談や面接でお会いしても期待を裏切りません。応募者のいいところはもちろん、気になるところも見えてきます。例えば、考えながら話している時に人はついつい険しい表情になりがちで、お客様と接している時にもそうした表情をしてしまいがちです。こうして書類選考では分からなかった事が採用プロセスの初期段階で把握できるようになりました。

録画選考機能を活用するにあたり工夫したことはありますか。

武藤録画選考機能は「撮り直し回数」を選べます。当初は、撮り直しを認めない設定にして使っていました。そうすると、撮り直しができないので応募者の対応能力がよく分かりました。

松本でも、撮り直しができないと応募者にはプレッシャーが凄いそうです。入社した社員から言われました（笑）。それで２年目からは「撮り直し回数」を３回まで認める設定にしております。

アフターコロナの採用活動にもBioGraphを活用されるご予定ですか。

松本はい、Web面談ツールを活用することで多くの応募者に会うことができるようになるからです。BioGraphを上手に使いこなせば、もっとたくさんの面談をこなせるのではないかと考えています。

武藤コロナ禍のおかげでWeb面談ツールや録画選考機能の利便性を知ることができました。今後も採用プロセスに組み込んでいきたいと考えております。

さいごに、BioGraphのサービスをどのような企業にお勧めできますか。

松本BioGraphを使えば、書類選考では把握できない人柄や表情を確認できます。コミュニケーション能力を重視している企業様には、BioGraphのWeb面談や録画選考機能をお勧めできます。

武藤接客業は、そこで働く人の印象がとても重要です。その印象を採用プロセスの早い段階で確認できることはとても有効です。特に録画選考機能は便利です。1人3分の動画が送られてくるので、10人でも30分しかチェックに時間がかかりません。その程度の手間で応募者の印象を確認できるわけですから、BioGraphはとても有効なツールだと思います。

松本さん、武藤さんありがとうございました！